こんにちは、Golden Record、アートディレクターの間部です。
私たちの事業領域の紹介記事、「アイデンティティデザイン」「フィジカルデザイン」に続き、3本目は「デジタルデザイン」を解説していきます。
Digital Design
デジタルデザインとは、一般的にPC、タブレット、スマートフォンなどのデジタルデバイスのスクリーンで表示されるWebサイト、アプリや業務システムのUI/UX、そしてデジタルサイネージやインスタレーションのインターフェースなど、Webだけに限らず、スクリーン・デバイス上で表示される全てのデジタル体験のデザインを示します。
※Webサイトは一般的に”ホームページ”と呼ばれていますが、和製英語であり誤った使い方です。”ウェブサイト”というのが正しい名称で、英語圏で”ホームページ”とは、いわゆるサイトのトップページを指します。

今デジタルデザインに求められるもの
今日Webの分野は、SNSの隆盛やプラットフォームやデバイスの変化に伴い、Webサイトを作れば人が来ると言う時代ではなくなりました。以前は、ブランドを始めたらまずブランドサイトを、と考えられてきましたが、その予算を一旦広告費に回し、SNS上での認知を獲得してから、ブランドのグロースにともないブランドサイトを制作するといったケースも珍しくありません。それゆえ、SNSを含めた認知形成へのデジタル広報戦略が重要となります。
制作おいても日進月歩で進化する技術革新、ノーコードツールやAIの台頭、CMSの選択肢も増え、Webサイト制作の仕様も多様化しています。ただ見た目の良いものだけを作っても、想定していたROI(費用対効果)は得られにくいでしょう。デザイナーとして細部の意匠にこだわりながらも、ユーザー心理やアクセシビリティにも配慮するような、より全体を俯瞰して見る多角的な視点が必要となり、幅広い知見に基づいた理論と高い技術が求められているのが、現在のデジタルデザインの現状ではないでしょうか。
デジタルデザインの中でも、私たちが最も実績を重ねてきたのはWebサイトの制作ですが、一口にWebサイトといっても多様な形態が存在します。
- 企業の顔、会社案内となる「コーポレートサイト」
- ブランドの認知や信頼性を担保するための「ブランドサイト」
- プロダクトの購入の動線となる「ECサイト」
- 1Pでのコンバージョンを目的とした「LP」
- 企業が採用情報を掲載するための「採用サイト」
- コンテンツを積み上げ発信の要となる「メディアサイト」
- 周年をお祝いしたり、イベントの告知・プロモーションのための「スペシャルサイト」
- 広告キャンペーンのハブとなる「キャンペーンサイト」
など多様なサイトの種別があり、コーポレートサイトひとつとってもBtoBとBtoCの企業では全くサイトの仕様が異なるように、各サイトの課題や目的によって求められる佇まい、デザインも異なります。
しかし、いずれも共通しているのは、ブランドや企業の想いや”らしさ”といった、アイデンティティの部分が最も伝わる表現をデザインに起こし、ユーザー・社会に届けることが私たちの役割となります。
企業・プロダクト・サービスなどのWebサイト立ち上げ・リニューアルに伴う、デジタルブランディング戦略の企画立案から、情報設計、コンテンツ制作、ビジュアル、映像制作、そしてデザインと実装に至るまで、すべての工程をクライアント様と共創していきます。
我々が考えているのは、限られた予算の内でただ単に自分たちができることをすれば良いということではありません。
我々はグラフィックデザインのスペシャリストである大野と、デジタルデザインのスペシャリストの間部が所属する、デジタルとフィジカルの両面強みを持つデザインスタジオです。
故に、例えばブランドの立ち上げであれば
- ブランドアイデンティの定義・言語化(アイデンティティデザイン)
- パッケージやビジュアルデザイン・撮影(フィジカルデザイン)
- ブランドサイト・LP・SNS(デジタルデザイン)
まで、つまり「ブランドの設立→広報→購入遷移に至るまでの工程」を、一任いただくことが可能です。
例えば大野が設計したCIやビジュアルを、間部がWebサイト上にインタラクティブなアニメーションを施し表現豊かにデザインする、といったような案件の進め方も行なっています。
強固なブランドアイデンティティをフィジカルとデジタルで表現する、それが私たちの最も得意とすデザインです。
感性と理論を両立させたデザインを
Webサイトは企業のオンライン上の本社のようなものです。そして、ブランドサイトはポップアップストア、メディアは新聞や雑誌、キャンペーンサイトはOOH、ECサイトはオンライン上の旗艦店といったように、それぞれ現実の媒体に近い役割を担っています。しかし、現実と異なるのは世界中どこからでもアクセスでき、24時間自動で稼働してくれる点であり、それこそが企業の力強い味方となります。
ユーザーの流入からどのような流れで価値と情報をプレゼンテーションし、ゴールに向かって誘導していくのかを適切に設計し、その上でブランドらしさや魅力などの、数値化できない部分を最大限に伝えるため、デザインの検討を重ねていきます。スクロール、クリック、タップ、スワイプを通し、ファンを作り次の態度変容を促す、それができるのがこれからの価値のあるWebサイトだと考えます。
また、品質の高いデザインはブランドの永続的な資産となり、当初の目的達成だけではなく、会社へのイメージ向上、採用への応募増加、投資家への信頼感の醸成、社内機運の向上など、アナリティクスでは計りずらい二次的な効果も発揮します。
情緒的、感性的なデザインで目を惹き、理論的な情報とエビデンスで購買の背中を押す、そのような両儀的なWebサイトをデザインすることが、デジタルデザインにおける私たちの矜持としています。そして例え形がないWebサイトであってでも、クライアント様が大切に思ってくれるもの、持っていて誇れるものを作るということも大切にしています。

簡単に発信でき、そこそこいいものがたくさんある中で
今日、SNSで誰でも情報は発信でき、巨大なECモールからほとんどのものがオンラインで購入できる世の中です。インプレッションで影響力というものが数値化され、それらは常にユーザーにも可視化されている状態にあります。つまり、”Webサイト”という媒体の価値そのものが、SNSの台頭により少し揺らいできているのが現在です。
だからこそ、”らしさ”を丁寧に可視化したWebサイトを所有していることが、よりブランドの魅力や信頼性を高めると言うことにも繋がっていくのではないでしょうか。そこそこいいものが簡単に手に入る時代の中、差異となるアイデンティティをさまざまな手法で提示できるインタラクティブなWebサイトの表現力を私は信じています。
そしてさまざまなプラットフォームに散らばったSNSの情報を統合し、正しい順序を持って価値を伝えることができるのがWebサイトです。そんな機能的で美しい物を共に作っていきたいと考えています。
もちろん、まだ我々が関わったことのない領域でも構いません。自分たちのビジネスや製品に誇りを持ち、それを最大限に伝えたいクライアント様からのご依頼をお待ちしています。
もしブランドのデジタル戦略についてお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談いただけますと幸いです!
こちらのフォームから、ぜひお寄せください。